伊藤工務店ニュース 2019夏号

弊社では、年に2回「伊藤工務店ニュース」というおたよりを作成しています。

今回は「窓」「防災」についての記事を作成しました。

■外と中を繋ぐ「窓」の性能

 気持ちのいい風がふく初夏。過ごしやすい日々がずっと続いてほしいけれど、5月下旬にはやくも訪れた猛暑の日。近ごろは異常気象に驚かされてばかりです。それでも、家の中では快適に過ごしたい。今回は「窓」にクローズアップし、環境と向き合う住まいについて考えてみましょう。


住まいの中で、熱の出入りが一番大きいのは「窓」

 どんなに良い空調設備をそなえても、窓の性能が低ければ熱は簡単に出入りしてしまいます。また、外気温と室温の差が大きいと結露が生じることもあります。

性能のポイントはガラスとフレーム

(ガラス)

・一般複層ガラス・・・中空層が断熱効果を発揮

・Low-E複層ガラス・・・遮熱効果がある特殊金属の膜がある

・トリプルガラス・・・二重の中空層で高断熱構造

このほか、熱を伝えにくい性質のアルゴンガスが入っているものなど、様々な種類があります。

(フレーム)

 種類は大きく分けて「アルミ」と「樹脂」の2つ。なかでも樹脂フレームは、熱を伝えにくいため寒冷地に最適です。アルミと樹脂を組み合わせたハイブリッド型も登場しています。


 窓はリフォームも簡単です。交換には約半日、内窓を付ける工事は約1時間で行えます。内窓は省コストでスピーディに窓の断熱性や使い勝手を高め、また遮音効果もあります。



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■住まいの基本 –火災警報機

 予測できない災害、日常生活を取り巻く不安から家族を守るには、万が一の時だけでなく、普段から準備と対策も必要です。


 火災の現況と最近の動向

 ・住宅火災による犠牲者の46.8%を占めるのは「逃げ遅れ」

 ・死者の71.6%と半数以上が高齢者( H30消防白書より )


火災警報機の設置

 2006年に消防法が改正され、すべての住宅に火災警報器等の設置が義務付けられました。警報機は約10年で交換時期がきます。電池切れはないか、異常なく作動するか、定期的な点検を行いましょう。

 最近では、煙と熱を感知すると、火元だけでなく、ほかの部屋の警報器と連動して家中に火災を知らせてくれる連動型の警報器もあります。他の部屋にいる家族に素早く知らせ、逃げ遅れ防止はもちろん、火災の早期発見につながり、延焼を防ぐことにも効果的です。


 減災対策にはこのほかに、地震の時に電気を自動で遮断し通電火災を防ぐブレーカーや、停電時に自動で点灯する保安灯など、様々な設備があります。


 火災警報器は、配線不要で簡単に設置できます。2,000~6,000円と値段も様々です。防災対策機器についてお悩みの方は、伊藤工務店(TEL:75-2117)まで気軽にご相談下さい。

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